私のちょっとした写真遍歴

March 11, 2024

こんにちは。総合学域群第2類1年(春から情報科学類に移行します)、ゆずです。

写真部では副部長と広報担当を務めています!

私は高校生の頃からミラーレスカメラを所有しており、写真部入部後数ヶ月でフィルムカメラ(主にカラー)を始めました。

今回は、入部前から現在に至るまでの写真活動についてお話ししたいと思います。

初デジタルカメラ入手~写真部入部

私が初めてカメラを手にしたのは高校生の頃です。元々スマホで何かを撮るのが好きで、カメラ好きな先生の影響でミラーレスカメラに興味を持ち、購入に至りました。

とはいえ、カメラを手にした後も撮影スタイルはスマホ時代と全く変わりませんでした。オートモードで撮り、スマホに転送して軽くレタッチ(写真の編集)をする。

しかし、スマホのカメラよりも深みがあって綺麗な写真が撮れる。そんな小さな感動を胸にしながら楽しんでいました。(スマホで撮影することもよくありました。気楽に撮れて十分綺麗に撮れますし。)

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(高校生の頃、散歩をしているとよく現れた猫。)

写真部入部~フィルムカメラ入手

大学入学後、すぐに写真部への入部を決めました。

筑波大学写真部の大きな魅力の1つが、フィルム写真に挑戦できる点です。

暗室、貸出カメラ、長巻フィルムなどといった環境が整っており、気軽に現像を楽しむことができます。丁寧に教えてくれる先輩もいるので、初心者や未経験者の方でも問題なく始められます。

……ですが、入部当初の私はあまりフィルムには興味を持っていませんでした。

なぜなら、新しく購入したデジタルの単焦点レンズにハマっていたからです! ズームレンズとは異なる撮影感、背景のボケなど、どれも新鮮で胸が躍っていました。

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(単焦点レンズを買ったばかりの頃。奥まで連なるこの構図、気に入ってます。)

フィルムよりもデジタル。そんな私の転機となったのが、部内イベントの7月遠足です。行き先は東京で、私の班は新宿・中古カメラ屋巡りをしました。折角フィルムに挑戦できる環境が整っていることだし、挑戦してみよう!......と軽い気持ちで参加することにしました。フィルムカメラに詳しい先輩のおすすめで、素敵なカメラを購入することができました。

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(カメラ購入後、モノクロフィルムですぐに撮影しました。店頭に並ぶFujifilmのレンズたち。)

私にとってのフィルム写真の魅力は、撮影の過程にあります。

──フィルムを装填し、巻き上げ、自ら露出を設定し、ピントを手動で合わせ、シャッターを押す。デジタルと違って枚数に制限があるし、撮影した写真は現像するまで確認できない。その現像だって薬品の温度を調整し、浸す時間を調整し、乾かすことでようやく完遂される。──

デジタルと比べて、圧倒的に時間と手間がかかります。慣れるまでは難しいし、撮り直しもなかなかできない。だからこそ、写真1枚に込める熱量はデジタルの比じゃありません。

現在の写真活動について

私の撮影のスタイルはというと、日常の中で綺麗だと感じたものを撮る、というシンプルなものです。カメラ購入時から変わっていないような気がします。

よく撮る被写体のジャンル(人物、動物、ストリートスナップなど)がある訳ではなく、ある目的のものを撮りに出かけることもあまりしないんですよね。珍しく撮影名所を撮りに行っても、その道中でふと撮った写真の方が好みだった、なんてこともよくあります。

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(陽の光や影が映える写真が好きです。何気ない被写体ですが、どこか魅力を感じます。)

現在は、デジタルをメインに撮影していて、たまにフィルムを楽しんでいます。

デジタルに関しては、勘と経験とフィーリングを頼りにレタッチをしています。扱うアプリは少し増えましたが、専門的な知識はまだまだ勉強中です。この春からは本格的なRAW現像にも手を出してみたいと考えています。

フィルムは月に1本ぐらいのペースで現像しており、デジタルよりも気楽に楽しんでいます。いつかは現像や暗室マスターになりたいものです。

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(大学構内で撮影したカラーフィルム。鮮やか。)

写真部に所属すると、写真に対する考え方や見え方が大きく広がる気がします。経験者の方もそうですが、初心者の方にとっても有意義な経験ができると思います。興味のある方はぜひ写真部にお越しください!

最後までご覧いただき、ありがとうございます! 次回の記事もぜひご覧ください!


©︎ 2020 筑波大学写真部

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