こんにちは。前期筑波大学写真部部長を務めておりました、ハリウです。
月日が経つのは早いもので、もう11月も終わり、あっという間に次の執行代となり少し安堵しているところです。
今回は自分が普段よく撮る「街角スナップ写真」について書こうかと思います。
写真と一言で言っても、被写体や撮り方の違いなどによって様々なジャンルで分類されます。
その中で私が撮るほとんどが、街を歩きながらその時目にした景色をありのままに切り取る街角スナップ写真です。
正確に言えば、「ありのまま」ではないのでスナップと言っていいのかわかりませんが・・・(笑)。
皆さんは日常で写真をよく撮りますか?
旅行先の風景などしか撮ることがないという方も多いのではないでしょうか?
風景写真では、そのときの天気や一緒にいた人などによって様々な表情が出ると思いますが、スナップ写真はそれ以上に環境に左右されます。
その瞬間の人の動き、人の服などを含めた姿形、撮る位置や角度などなど。
自分がその場に居合わせること自体、偶然ということがほとんどです。
そういった偶然の重なりから生まれる写真を撮ることに、一期一会を実感し楽しんでいます。
先ほど自分の写真が「ありのまま」ではないと言いましたが、それはその景色を意図的につくったり予測したりして撮っているからです。
例えば上の写真、人がいてほしいと思う場所に人が通ることを何十分か待って撮っています。
そういった場合はスナップ写真と言う自信が揺らぎますが、あくまでスナップ写真と言い張っています(笑)。
私はそのスナップ写真を撮る中でも、一部の特定の色を強調した彩度が低めの写真をよくつくります。
彩度についてはSNSなどでありがちな派手さ重視のガン上げが嫌いというよりも、私の写真の撮り方が「自分が見たように撮る」というポリシーに由ります。
自分が見たように撮るなら一部の色をいじるのはどうなんだとなりますね(笑)。
ただ、皆さんは写真を撮るときに一部のもの(色)が際立って見えたことはありませんか?
上手い方ならそういったときに写真をいじることなく表現することができるのかもしれませんが自分には到底できそうにないので、誰でもわかるように単純にそのものを強調しちゃおうというわけです。
少々強引ですね・・・(笑)
もっと勉強して自分が伝えたいものを少しでもそのまま写真で伝えられるようになりたいところです。
話下手な私がこれ以上色々と書くと収拾がつかなくなりそうなのでこの辺で。
ひたすら自分のことを話してしまいましたが、読んでくださりありがとうございました。
皆さんも日常の中でふと目を引くものがあったら、ぜひシャッターを切ってみてください。
自分が撮った写真から自分の個性を感じるなんてこともあるかもしれません。
©︎ 2020 筑波大学写真部