写真部貸し出しカメラの魅力

March 16, 2025

第五弾を担当します、知識情報・図書館学類の夏木です。

春から4年生ですが、入部5カ月の新入部員です。カメラ歴も5か月、自分のカメラはまだ持っていない駆け出しカメラ好きです。

今回は初心者新入部員の視点から、写真部の貸し出しカメラ制度を紹介します。


貸し出しカメラについて

カメラや写真に興味がある方が、お試しとしてカメラを使ってみる目的で使うも良し。写真撮影に慣れた方も他のカメラやフィルムカメラを試す目的で使うも良しの、便利な制度です!

カメラの機能だけじゃなく、「カメラがある生活」そのものをお試しできるのがおすすめポイントです。

日々の風景の見え方がちょっと変わったり、外出が楽しくなったり...部費だけでこれを体験できるのは、大学写真部ならではの魅力かなと思います。


機種について

デジタル一眼レフは、

・Canon EOS Kiss X8i

・Canon EOS Kiss X9

の二台です。貸出期間は2週間、他に希望者がいない場合は延長可能です。 カメラ本体だけでなく、レンズ、SDカード、バッテリーと充電器、カメラバッグなど必要なものを一式借りられます。

EOS Kissシリーズは初心者向けのカメラらしいです。 使ってみた感じ、設定とかの表示が分かりやすかったです。 サイズも小さめで手に良くなじんで使いやすく、持ち運びもしやすいと思います。 個人的にはシャッターの手ごたえが心地よく、満足感が高まるのがおすすめポイントです。

フィルムカメラは、

・Nikomat EL

・Nikon F601

・Nikon 35Ti

です。貸出期間は4週間、こちらも他に希望者がいない場合は延長可能です。

フィルムや現像、スキャン、引き延ばしに必要な設備はすべて整っています! 使い方は先輩や部員に教わりながら学べるので安心です。 現在、白黒フィルムの現像のやり方解説講座(部員のみ閲覧可能)も鋭意制作中です〜

私はまだNikomat ELしか使ったこと無いですが、デジタル一眼レフすら数か月前に初めて触った...みたいな初心者の状態でも楽しく撮影できました。 最初はハードル高く感じるかもしれないですが、気軽に挑戦できることが写真部の魅力です。

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カメラの借り方

基本は金曜のミーティングで借ります。手続きは、ディスコードのスレッドに借りる旨と返却予定日を書く形式です。


結びに

今回、入部から長くお世話になってきた貸し出しカメラ制度の紹介をしてみました。

最後に少しだけ、撮影について書いて締めといたします。

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「写真撮影」という趣味の入口に立ってみて、私は特に、シャッターを切る感覚に夢中になりました。

部の貸出カメラを持ってみると、使いたくなります。使うために外に出る機会を増やして、撮影対象を探しながら少し歩いてみるのがまず楽しいです。

気になる、良いなと思うものがあったらファインダー越しにそれを見てみて、構図を調整し、ピントを合わせてシャッターを切る。ピピ、カシャッって手ごたえと音に、ちょっと心が踊ります。 それを繰り返していたら、今まで見過ごしていた小さな風景に意識が向いて、視界が広くなった感覚がしてきます。

これが本当に楽しいです。

白黒フィルムに挑戦してみると今度は、白黒で撮って面白いものを探すようになったり、フィルム特有の、巻き上げとシャッターの音にこころよさを覚えたりもします。 その場では写真を確認できないから、現像のときを楽しみにワクワクする感じもあります。

まだ新参者ですが、いつか自分のカメラを持って長く続けていきたいなと思っています。

写真部には初心者の人にも、長く続けてきた人がさらに極めるのにも適した環境があると思います。初心者の人もぜひ気軽に見学してほしいです。おすすめです。

私は写真部さくら組と写真部の兼部部員なので、両方に入ってくれる人も増えると良いなぁと思います。

お読みくださりありがとうございました!他の記事もぜひ楽しんで下さい。


©︎ 2020 筑波大学写真部

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