先日、国土交通省下館河川事務所のご協力の下、鬼怒川・小貝川周辺での撮影会を2度にわたって実施しました。
どちらの河川も筑波大学から西に十数kmの地点を南北に流れており、なかでも小貝川はつくば市の西の市境の大部分をなしています。
撮影会では、関東三大堰にも数えられる小貝川の2つの取水堰「福岡堰」と「岡堰」、沈下橋(洪水時に水中に沈むことをあらかじめ想定した橋梁)である木造の「小目沼橋」と鋼製の「川又橋」、レンガ積みの農業用水の分水施設跡「江連用水旧溝宮裏両樋」、広大な「母子島遊水地」などをはじめとして多くのスポットを巡り、河川の利活用や水害の防止について思いを巡らせました。
母子島遊水地は洪水時に小貝川の水を貯めるためにつくられた施設です。遊水池に降った水が貯まっている初期湛水池は、正面に筑波山を構え、「ダイヤモンド筑波」などが楽しめるフォトスポットになっています。
なお、今回撮影した写真は以下の散策マップなどに活用していただきました。
©︎ 2020 筑波大学写真部